山梨県甲府警察署は、偽ブランドの腕時計を販売、所持していたとして、山梨県甲府市在住の男性(44)女性(36)、無職男性(50)の3名を逮捕した。男性(44)は、税関で何度も止められていたため、平成19年6月に東京税関により、関税法違反の疑いで捜索を受けた。その後、商標法違反被疑で山梨の警察に移管された。
男性(44)の自宅兼事務所からは、ロレックス、ブルガリ、パネライなど腕時計やその部品など、約3千点が押収された。2001年頃から、マニラ市内の市場で買付をしては、国内のネットオークションで販売し、約6千万円を稼いでいたという。
女性(36)は略式裁判で、罰金20万円の刑が下された。無職男性は、不起訴。
男性(44)については、平成20年7月懲役3年、執行猶予5年の刑が確定した。
(押収された偽造パーツ)
(捜索現場の様子)