■事件簿2018

●加熱式たばこ用の偽ブランドシール販売
 
(平成30年5月 群馬県警察本部生活環境課と組織犯罪対策課、伊勢佐木警察署)


平成30年5月31日、ブランドのロゴマークを不正に使用し、加熱式たばこ用の装飾シールを販売したとして、群馬県警察本部生活環境課と組織犯罪対策課、伊勢佐木警察署は、商標法違反の疑いで、東京都板橋区在住の中国人女性(44歳)を逮捕した。自宅からは、約40種類、約650枚の加熱式たばこ用シールが押収された。警察がサイバーパトロールで出品を確認し、調べを進めていた。女性は、「GUCCI」や「Supreme」などのブランドロゴを無断で使用した加熱式たばこ用シールをインターネットオークションで出品し販売していたという。加熱式たばこの機器に貼れる形状にカットされたシールで、1枚2,980円程度で落札されていた。警察の調べでは、被疑者はシールを中国から持ち込んだと話しており、1枚150円で仕入れたとのこと。過去の履歴から、半年間で計40回の取引があり、少なくとも12万円近い売り上げがあったとみられる。

(押収された偽造シール)




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